2011年3月2日水曜日

山田大作先生の龍泉寺の梅襖絵

このような淡墨の梅襖絵は、柔らかな日差しの中、白花、淡い桃色の花が香り高く今 満開の季節を 迎えた何株もの梅の樹を描かれています。今回 この寺院を訪ねた 同行の画家のメンバーも 感嘆してしまいました。微かな墨色だけで描かれた絵の魅力に 皆は暫く動けませんでした。見る人の位置で咲いている、花の数が変わって見るのです。その不思議を指摘して我々画家に注意を向けてくださいましたのは、島尾新教授でした。感動のこの2日間でした。

龍泉寺の梅の淡墨の襖絵

あまり淡墨なので写らないですが、良く見てください。

山田大作先生の龍泉寺の襖絵と心月斉・寺の襖絵

山田大作先生の襖絵です。一つのお寺でも、沢山の絵が収まっており、密かな 淡墨の美しさ、筆使いの線の力強さに 心を奪われます。ここに上げた写真は、本当にごく一部で 皆さんに その感動を 上手く伝えられないことを、残念に 思います。これは心月斉という寺の 梅の襖絵です。 その一部の写真です。次に上げる襖絵の写真は、龍泉寺に収まる梅の襖絵です。この龍泉寺の梅の絵は、写真では 写らないほどの 密かな淡墨の梅の絵です。私は 今までこのような淡墨だけで描かれた絵は 見た事がありません。最初の梅の絵と 次の寺の梅の絵の違いが、その絵の置かれる環境を考えて描かれた事にも、驚き、感動しました。龍泉寺の梅の襖絵の写真は、次のページにだしますが、写真では判らないほどの淡墨です。

2011年3月1日火曜日

山田大作水墨画展

山田大作先生の水墨画展が、岐阜市の加藤栄三・東一記念美術館の企画で、今日から4月24日まで開催されます。今日はオープニングセレモニーが、開かれました。展覧会は、岐阜の加藤栄三・東一記念美術館の企画・岐阜市後援で、開かれています。東京、大阪などから交流のある画家が 何人もレセプションに参加しました。私も 皆さんと参加させて頂ました。会場は沢山の観客で 賑わっています。水墨画評論家の 島尾 新氏は、山田大作氏の制作は現代と少し前の良い日本画にある香りが ある。素直に見る側の 心に飛び込んでくる。と 話している。島尾氏の評論は、また後日 聞きたいと 思います。